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支援の仕組み

支援の仕組み・将来の構想

記録から本人理解へ。
本人理解から、次の支援へ。

Kotone Systemsは、日々の記録や本人の声、環境、支援の経過などを、人が振り返り、本人理解を深め、次の支援を考えていくための仕組みを目指しています。

ソフトウェアが本人を理解したり、支援を決めたりするのではありません。情報の整理・比較・振り返りを支えながら、人が確認し、対話し、判断していく。その循環を、ソフトウェアによって支えることを目指しています。

将来の構想

このページでは、現在完成している統合アプリケーションの機能ではなく、Kotone Systemsが将来目指している支援ソフトウェアの方向性を紹介します。

01 記録 日々の出来事や本人の声、環境、支援の経過などを記録する
↓
02 本人理解 記録を振り返り、人が本人理解を深める
↓
03 支援計画 本人理解をもとに、目標や支援方法、環境調整などを人が考える

目指している支援の循環

支援を、一つひとつの記録で終わらせない。

日々の記録を振り返り、本人について分かってきたことを整理する。
その理解をもとに支援を考え、実践し、その結果をまた振り返る。

Kotone Systemsが目指しているのは、それぞれの過程をばらばらに扱うのではなく、人が本人を理解し、次の支援を考え続ける一つの循環としてつないでいくことです。

本人 意思・願い・生活
01 記録
02 本人理解
03 支援計画
04 実践
05 振り返り・評価
06 共有
07 見直し
➜
➜
➜
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➜
➜

この循環の中心にいるのは、ソフトウェアではなく本人です。
本人の声や意思・願い、生活、環境、これまでの経験や支援の経過を確認しながら、人が本人理解を深め、支援を考え、必要に応じて見直していきます。

ソフトウェアの役割

記録や経過を整理し、比較し、振り返りやすくすることで、人が考え、対話し、判断していく過程を支えます。

流れの見方

この循環を、2つの流れに分けて見ていきます。

上の循環図は、記録から本人理解、支援、実践へ進む流れと、実践を振り返り、共有・見直しを経て次の記録へ戻る流れとして見ることができます。

流れA|理解し、支援へつなぐ

理解し、支援へつなげる

01 記録 → 02 本人理解 → 03 支援計画 → 04 実践

日々の記録を整理し、人が本人理解を深め、その理解をもとに支援を考え、実践へつなげる流れです。

流れB|振り返り、次へ戻る

振り返り、次へつなげる

05 振り返り・評価 → 06 共有 → 07 見直し → 01 記録へ戻る

実践から得られた情報を人が振り返り、必要な情報を共有し、理解や支援を見直しながら、新しい記録へつなげる流れです。

流れA|01 → 04

まずは、日々の記録を人が振り返り、本人理解を深め、支援を考え、実践へつなげる流れを見ていきます。

記録から支援へ

記録を、本人理解と次の支援を考えるための材料へ。

日々の記録には、本人を理解するためのさまざまな手がかりがあります。

本人が何を話したのか。何を選んだのか。どのような場面で困ったのか。どのような環境や関わり方では、うまくいったのか。どのような支援を行い、その後にどのような変化があったのか。

一つの記録だけでは分からないことも、複数の記録や経過を重ねて振り返ることで、見えてくることがあります。

01

記録

日々の記録や本人の声、観察されたこと、環境、支援内容、その後の経過などを、あとから振り返りやすい形に整理します。

ソフトウェアは、必要な情報を探しやすくしたり、似た場面や過去の経過を比較したりすることで、人が考えるための材料を扱いやすくすることを支えます。

02

本人理解

整理された情報を確認しながら、どのような条件なら安心しやすいのか、どのような場面で力を発揮しやすいのか、何が難しさにつながっているのか、まだ分かっていないことは何かを、人が考えます。

本人理解はソフトウェアが自動的に決めるものではありません。本人の声や生活、環境、これまでの経験を確認しながら、人が検討し、必要に応じて更新していきます。

03

支援計画

本人について分かってきたことをもとに、何を目指すのか、どのような支援を行うのか、環境をどのように整えるのか、何を確かめながら進めるのかを、人が検討します。

ソフトウェアは、本人理解と支援を考えるための情報を参照しやすくし、支援計画を検討・整理する過程を支えます。最終的な目標や支援方法を決めるのは人です。

04

実践

実際の支援は、本人と関わる人や組織によって行われます。その場での本人の様子や状況を見ながら、必要に応じて関わり方を調整します。

ソフトウェアが支援実践そのものを代替するのではありません。実践の中で新しく分かったことや経過を記録し、次の振り返りへつなげます。

01 記録 → 02 本人理解 → 03 支援計画 → 04 実践

ソフトウェアが答えを出すのではなく、情報を整理し、人が確認・対話・判断しながら支援へつなげていく。

流れB|05 → 07 → 01

次に、実践の中で得られた情報を人が振り返り、必要な情報を共有し、理解や支援を見直しながら、次の記録へつなげる流れを見ていきます。

実践から振り返りへ

支援した結果を、次の理解と支援へ。

支援は、計画したことを実践して終わるものではありません。

実際に関わってみたとき、本人はどのような様子だったのか。何がうまくいったのか。どのような場面では難しかったのか。環境や関わり方を変えたことで、何が変わったのか。

実践の中で得られた新しい情報を振り返り、次の本人理解と支援へつなげていくことを目指します。

05

振り返り・評価

日々の記録や支援の経過を整理し、以前との違いや変化を確認します。

ソフトウェアは、時系列の情報を整理したり、過去の記録と比較したりすることで、人が振り返るための材料を整えます。情報をどう意味づけるか、次に何を考えるかは、人が確認し、判断します。

06

共有

支援には、本人、家族、支援者、専門職、学校や事業所など、複数の人や組織が関わることがあります。

何を、誰と、何のために確認するのかを人や組織が考えたうえで、ソフトウェアは必要な情報を整理し、関係者が確認・共有しやすい形にすることを支えます。

07

見直し

振り返りや共有を通して新しく分かったことがあれば、本人理解や支援の考え方を見直します。

ソフトウェアは、過去の記録や経過をたどりやすくすることで、その見直しを支えます。変更するかどうかを判断するのは、人です。

01

記録へ戻る

実践や振り返りの中で新しく分かったことを、また次の記録へつなげます。

その新しい記録が、次の本人理解と支援を考えるための材料になり、循環が再び始まります。

05 振り返り・評価 → 06 共有 → 07 見直し → 01 記録へ戻る

一度決めた理解や支援を固定するのではなく、本人の経験や変化に合わせて、人が考え続けられる循環を支える。

人とソフトウェア

人が考え、対話し、判断する。
ソフトウェアは、その過程を支える。

Kotone Systemsが目指しているのは、支援をソフトウェアに任せる仕組みではありません。

記録や情報を整理し、人が振り返りやすくすることはソフトウェアが支える。本人の声を聴き、理解し、対話し、支援を考え、実践することは人が担う。

それぞれの役割を分けながら、人が本人と向き合い、次の支援を考え続けやすい仕組みを目指しています。

01

ソフトウェアが支えること

  • 記録や情報を整理する
  • 必要な情報や過去の経過を探しやすくする
  • 記録を比較し、変化を振り返りやすくする
  • 本人理解や支援を考えるための材料を扱いやすくする

情報を扱う負担を減らし、人が考えるための材料を整える。

02

人が担うこと

  • 本人の声や意思・願いを確認する
  • 本人や家族、支援者と対話する
  • 本人についてどのように理解するかを考える
  • 目標や支援方法、環境調整を判断する
  • 実際に本人と関わり、支援する
  • 経過を振り返り、理解や支援を見直す

理解し、対話し、判断し、支援を実践する主体は人です。

03

AIの位置づけ

  • 整理・要約・比較を支援する
  • 草案や候補、提案を示す
  • 内容を人が確認し、必要に応じて修正する
  • 採用するか、却下するかを人が判断する

AIは提案できても、本人理解や支援方法を最終的に決定する主体にはしません。

実際の支援

整理された情報を、人が考え、対話し、次の支援へつなげる。

この役割分担で目指すこと

この役割分担で目指していること

振り返り

振り返りやすくする

過去の記録や経過を確認しやすい形へ。

本人理解

本人理解を考えやすくする

複数の情報を、人が考えるための材料へ。

対話

対話しやすくする

必要な情報を確認しながら、関係者で考えられる形へ。

次の支援

次の支援へつなげやすくする

実践と振り返りを、次に考える材料へ。

人とソフトウェアの役割

人とソフトウェアの役割を分けて、本人中心の支援を支える。

ソフトウェア

  • 記録
  • 整理
  • 検索
  • 比較
  • 可視化
  • 履歴

本人

人

  • 本人の声
  • 本人理解
  • 対話
  • 判断
  • 支援
  • 振り返り

ソフトウェアに任せられる情報処理は、ソフトウェアへ。
人が担うべき理解・対話・判断・実践は、人へ。

現在の進捗

目指している仕組みと、現在地を分けてお伝えします。

ここまで紹介してきた支援の循環は、現在完成している統合アプリケーションの機能ではありません。

Kotone Systemsでは、記録・整理・本人理解を考えるための材料づくり・振り返りなどに関わるツールをこれまで形にしてきました。それらの実践的な蓄積をもとに、将来どのような支援ソフトウェアへつなげていくかを検討しています。

現在

現在、形になっているもの

記録、観察、整理、仮説を考えるための材料づくり、振り返り、引き継ぎ、個別支援計画との接続などに関わるツール資産があります。

これらは、将来の支援ソフトウェアを考えるための製品に求められる価値の探索 / 実践的試作・現在の開発資産として位置づけています。

開発中

次の段階へつなぐための検討

これまで形にしてきたツールや実践から得られた知見をもとに、記録・本人理解・支援・振り返りを、将来どのように一貫した利用体験へつなげていくかを検討しています。

現在のツール構成を、そのまま将来アプリケーションの正式設計構造とするものではありません。

将来の構想

将来目指している支援の循環

記録を人による本人理解へつなぎ、その理解をもとに支援を考え、実践を振り返りながら、また次の記録と支援へつないでいく循環を目指しています。

このページで紹介している支援循環の中心は、この将来の構想です。

現在あるものと、これから目指すものを混同せず、一つずつ確かめながら形にしていきます。

支援の構想からソフトウェア基盤へ

支援の仕組みを、長く育てていくために。

ここまで紹介してきた支援の循環は、発達支援領域で目指している製品の構想です。

記録から本人理解、支援、振り返りへつながるソフトウェアを、一時的なツールとしてではなく、変化や拡張に対応しながら長期的に育てていくためには、その下を支える共通のソフトウェア基盤も必要になります。

KOTONE FRAMEWORK

アプリケーションを下から支える、共通ソフトウェア基盤。

Kotone Frameworkは、支援そのものを行ったり、本人理解や支援方法を決めたりするものではありません。

将来のアプリケーションを、変化や拡張に対応しながら長期的・一貫的に育てていくため、ソフトウェアとして共通化できる仕組みを基盤側から支える方向で開発しています。

支援の意味や判断は人・発達支援領域側へ。ソフトウェアとして共通化できる基盤はKotone Frameworkへ。

次の段階

考え方から、現在形にしているものへ。

このページでは、Kotone Systemsが将来目指している支援の循環を紹介しました。次は、この考え方を確かめながら、これまで実際に形にしてきたツールやコンテンツをご紹介します。

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